行田名物

先日、テレビで行田名物「フライ」を見た。
懐かしい。高校の時良く食った。
簡易お好み焼きとも言うべき、今流行り(?)の言葉で言えばB級グルメ。
これを自分で再現しようとすると、何か上手くいかなかったんだけど、その番組では、作る様子を映してて、ようやく合点が行った。
混ぜないんだ。具材を。
材料は合ってるはずなのに、簡易「お好み焼き」ということから、大阪お好み焼きみたいに、全部混ぜてたから、いまいちだったんだなーと。


というわけで、以下のレシピで作ってみたら、懐かしい味が再現できたよ。すごくうれしい。




<材料>
・小麦粉
・水
・ねぎ(適当にみじん切り)
・豚コマ
・玉子


<手順>
1、小麦粉を水で溶く。ゆるめ。
2、熱したフライパンに、1の生地の半分を、クレープのように薄く広げる。
3、その上に、割った玉子を直接落とす。
4、ヘラ、あるいはお玉の底で、玉子を崩しながら、生地全体に伸ばす。
5、その上に、ネギと豚コマを散らす。
6、さらにその上に、2で残った生地をかける。
7、頃合を見て、裏返し、両面焼く。
8、ソースと青海苔で食べましょう。


特に、3、4の過程。玉子を生地に混ぜこまないことが、かなり大事なポイント。


ところで、我が寿家(もちろんペンネームなので、寿なんて苗字じゃないですが)には「じじ焼き」なる、更に簡易的なお好み焼きがあるんですが、これ、どこの地方の食い物ですか?
水で溶いた小麦粉に、
A:青海苔だけを混ぜる。
B:豚肉だけを混ぜる。
A、B双方を鉄板、あるいはフライパンで両面焼き、A、Bそれぞれに醤油をつけて食べる。
……という、滅法貧乏くさいメニューなんですが。