節分の新風習

もともと関西の風習であると言う「恵方巻き」寿司を食う儀式が、関東でもお目見えし認知されてきているのは、どう考えてもコンビニの営業努力だろう。
コンビニが季節ごとの売り出し品(昔ながらの風習で言えば、クリスマスのケーキや、バレンタインのチョコ)のひとつとして、恵方巻きを全国的に販売始めたのは、ここ数年の出来事だと思う。
降ってわいたビジネスチャンスに便乗する関東の他スーパー、コンビニ、そして持ち帰り寿司店。変な認知のされ方をした関西の風習は、
「なんで節分に太巻きなのかしらね? 変なブームを作ったわね」なんて主婦の声が一番正しい『違和感』だと思う。
実際その声はついさっき近所のライフで聞いた声だったのだけど、その主婦は連れの別の主婦に
「何でも関西の風習らしいわよ」と教えられ、
「へー。でも、何で東京で?」と素直な感想を述べていました。


それはね、風習だと言えばみんな乗っかってくれて、単価の高い太巻きをバンバン買ってくれて、ライフが大助かりだからだよ。
だって、498円の、切れてない太巻き寿司を、普段、買うかしら?
でもさ、ヒレカツ巻きとか、サラダ巻きとか、そーいうのも「恵方巻き」でいいんですか?
中身、具が何でも、太けりゃいいんですか? 恵方巻きって。
関西の人、教えてください。



セブンイレブンに「恵方巻きケーキ」が売ってたんですけど、中身、具が何でも、太くて巻いてありゃいいんですか?


チョコシフォンに、クリームとイチゴが巻かれた、ロールケーキとしては細いケーキに「今年の恵方は北北西」だなんて書いてあっても、一体なんの悪い冗談だって思うんですが、これは間違いですか?