増上寺大殿でド派手会見!テレ朝系「PS−羅生門−」制作発表

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200605/gt2006051807.html


弁護士のくず」に続き、ビックコミックオリジナル掲載作品のドラマ化と来た。
連載は終わっているが、なるべくしてなった気もする。
しかしドラマ化の際にやっぱり気になるのはキャスティング。作家の意図はどの程度反映されるんでしょうか。
黒田勘太を舘ひろしが演じる様子。
ドラマになる際はこんなキャスティングで……みたいな遊び心が、作画家の絵にも表れると思うのですよ。
その点から言って、原作マンガの黒田のモデルは、忌野清志郎だと思うのですが、いかがでしょう?
弁護士のくずにしたって、九頭の作画モデルはあからさまにビートたけし
両作ともそういう意味では裏切られたな、と思うわけで。


ところで「PS―羅生門―」のワンシーンが、浦賀和宏「透明人間」の中で、ドラマのワンシーンとして体を変えて引用されています。
マンガで言えば主人公・紅谷留美が検死の際の臭い(死体の腐敗臭)が服に付いてしまっているのに気付かず電車に乗り、周りの乗客が紅谷から離れ、ぽっかり空間が空くシーン。
このシーンが確か「透明人間」では、登場人物の見ているテレビドラマとしてまんま書かれていました。
さて、紅谷役の木村佳乃は、この名シーンをどのように演じるのか。それともドラマにこのシーンがあるのかどうか。
もしあったら、浦賀和宏の悪戯心の引用が、奇しくも予言ということになりますな。