納豆業者を憂う


ブロードウェイ地下の野方青果、よく行くんですが、あの八百屋すごく安いのですよ。
もちろん青物は時価なので、その時その時でお買い得なものと、そうでもないものは当然あるとして、
納豆がたいてい安いです。
他の店でも時々見ますが、「昔ながらの納豆屋さん」って納豆がね、3パックで確か64円とか68円とかで買えるんですよ。
そんなお買い得な納豆が、常に店頭に並んでるのに、ふと行列*1を見ると、緑色のでっかいパッケージの納豆を買ってる人がいる。




こんなの。
3パック4パックセットが当たり前の納豆業界において、コレは1パックの個売りらしい。その人はコレを3つも4つも抱えていた。
ま、1個がでかいし、「あー、きっとブロードウェイの中の飲食店の人だー」なんて思いながら、フト店内冷蔵庫を見ると、この納豆、32円なんて激安値が付いている。


32円!!


1パック100gで、タッタ32円!
「昔ながらの納豆屋さん」は45g×3=135g70円弱。
エビス食品の水戸納豆、激安もいいところだ。
いいのか、そんな値段で。そりゃ大きなパッケージで済ませば、その分パッケージ代もかからないだろうに、そして




タレを省けばまたその分コストも安くなるだろう。
このご時世に添付品がカラシだけって……いや……むしろカラシだけでも付いてたことすら奇跡に近いか?
それにしてもミッチリ納豆が詰まってます。
大丈夫なのか、納豆業者って。改めて、激安納豆の値段に会社の存続を心配しましたよ。
納豆パッケージって石油製品がメインだし、何かそれに代わる劇的なコストオフ・パッケージが開発されるべきな気がします。
でなければ、激安納豆の値段に疑問を持ち、高い納豆を買うように消費者の意識改革……
……って、俺が貧乏なだけじゃないか!


ちなみに僕、タレはいらない人です。
醤油+カラシか、
シソドレッシングで。
半分に分けて、2回で食います。

*1:この八百屋はいつ来ても客でゴッタ返している。どっかのサイトで売り上げが都内でトップだと言う情報も見たことがあるが、未確認。しかしさもありなんと思われる客の多さと客単価の多さ(値段はどれも安いので、総額はそんな大した額ではないが、何しろ客が買う野菜の点数が多い。…わたくし以外)。