何でこんなに間が空いているかってーと

今月は無収入なことがわかったので、月始めからこっち、アルバイトをしてました。
肉体労働です。
三十路のインナー派にはキツいので、週3ペースでしたけど。
あっと言う間にヒザを壊したり、肉体疲労性入眠で早寝早起きしたり、本業(?)のほうがマッタク進まない!
こりゃあ長く続けられないぞーとガックリしてましたけど、年末年始辺り締め切りの仕事(本業?)が入った為、大手を振ってバイト辞めます。
仕事にも慣れて来たり、体重が減ったり、身体が故障するわりには内臓が元気になったり、バイト仲間と打ち解けてきたとこだし、正直、残念ではあったりするんですけど。
……ま、本業ったって、即収入! なわけないので*1、結局また借金かなーなんて思ったりもしますけどね。俺、ほんと大丈夫なんだろうか。


さて、日記。今日の日記。
アルバイトの給金を頂きに渋谷へ。電車賃の出ないバイトに渋谷まで通ってるだけでも少しずつ損なのに、給金もらう為だけに渋谷に行くのもモッタイナイ話。
まー、でも、ちょっと金が入り用だったので……。
帰り道、新宿で降りる。
電車賃が余計にかかるが、どうしても「クリスピー・クリーム・ドーナツ」のドーナツを試したくて、寄って買って帰ろうとしたのだ。
……ところが、サザンテラスに着くと、黒山の人だかり。店舗の前に蛇状の列。途切れたところには係官。列の最後尾をポールで遮ってこれ以上並べられないようにしている。よもや本日の分はここで売り切れと言うのではあるまいなと「まだ並べるの?」と訊いてみれば、「最後尾は橋の中ほどになります」。
見ればサザンテラスと高島屋を繋ぐ陸橋のへりに沿うように、第2の列が出来ている。


「お前らそんなにしてまでドーナツ食いたいかッ!?」


泣いて叫んで戦線離脱しましたよ。えぇ。
ドーナツを買った気になって、「本日最終日でーす」と係が叫ぶ年末ジャンボ宝くじを10枚連番で買い、UFOキャッチャーで遊んで、タバコを買って、欲しかった本を買い、メシを食って……気がつけばさっき貰った一週間分の給金が、半分になってやがる
つくづく金ってのは、作るにゃ時間かかって、出てく時はあっと言う間だな。
最悪だ。自己嫌悪だ。規制緩和のしわ寄せだ。ワーキングプアってのは俺のことか。だったら俺は負け組か。最低だ。大馬鹿だ。死ねッ。死ななきゃ治らん大うつけは男前豆腐の角にキン○マぶつけて悶死しろッッ!!
残った給金はもろもろの支払いをして、現在給料袋には空気しか入っていませんよ。
もし神様なんぞがいるってなら、このド阿呆の手許に残った年末ジャンボ、大きい額とは言いません。前後賞くらい、いや組違い……いやいや月の生活費10万くらい、当てさせてくださいよぉぉぉ…………。


……とまぁ、不毛な希望は一旦棚の上に上げといて、何も収穫もないまま帰途につくのはカケラばかりのプライドが許さず、かねてより接触している編集さんに電話。
「今新宿来てるんスけど、ちょっとお時間もらえませんか?」
「こちとら校了作業中で忙しいんだよッ! 年末進行だぞ馬鹿タレ! ……5分だ。5分だけ話を聞いてやる」
「ほいじゃ編集部行きまーす」
てな会話がなされたかどうかは定かではありませんが、飛び込み営業ならぬ飛び込み打ち合わせ。
来年はなんとか本業を軌道に乗せられるよう、いろいろ提案しつつ、アドバイスいただきつつ、なんとか心を落ち着かせて中野への帰途に着いたのでした。


帰り道に友人から電話。
友「なぁ、金貸してくれねぇ?」
私「殺す気かッッ!?」(上島竜兵風に)

*1:〝企画を最終的に決定する判断材料としてのサンプル〟の締め切りであり、その判断でNGならば掲載先延ばしだったり、最悪立ち消えということも。ただし、決まれば今後に繋がるとても良い仕事なので、気合入れてキメたいのだ。